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- 「レンガ積みの家」とは
- 強さの秘密
ライフ・モアのレンガはオーストラリアで日本市場向けに注文し製作された建築部材です。レンガは厚さ70mm、長さ230mm、高さ75mmでブロックと同様に鉄筋を通す為の穴が開けてあります。タテに通す鉄筋は、ネジ溝があり、最上階までナットで一本につなげながらレンガを積み上げて行きます。レンガは建物基礎と一体化され、ベタ基礎の上に一個一個積み上げます。
レンガにあけられた鉄筋の穴
ベタ基礎に蓄熱式床暖房を組込み、
冬も快適造図東京ガス温水床暖房もございます。
基礎部分は建物下の地盤全体に鉄筋を配筋し、そこにコンクリートを流し込む「コンクリートベタ基礎工法」を採用。地盤に施工された鉄筋コンクリート面全体で建物を支える構造になっているため、地震や台風などの衝撃を効果的に地盤に逃がすことができます。さらにシロアリの被害から住まいを守るため「スタイロフォームAT」を使用しました。スタイロフォームATは、防蟻剤を混入し、シロアリ防除機能を持つ断熱材。この断熱材を使用することで、断熱材がシロアリの蟻道やコロニーとなる可能性がほとんどありません。これにより、外側断熱で室内を快適にしながら基礎の耐久性は保たれ、末永く快適な生活をご家族にお届けできるのです。また、断熱材に混入している薬剤は、流出・拡散がほとんどないので、人体への影響がありません。
レンガ積み住宅の外壁構造図
本工法は、日本建築学会のメーソンリー工事に準拠し、タテとヨコの鉄筋で緊結した外壁のレンガを、ツーバーフォー・在来工法の本体構造一体化させた二重外壁工法です。本工法は、構造計算による標準的な金物の間隔でも地震時における必要量の3倍近い強さを発揮します。また、ライフ・モアでは、構造計算された特殊コーナー帯金物を外壁の各コーナーに配しており、さらにレンガの家の耐震性を増しております。
本体構造とのジョイント
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東京大学と協力して耐震実験を実施。阪神・淡路大震災の揺れを再現した震度7短縮波を受けても、外壁にクラック一つ入ることなく実験は終了。これにより「レンガ積みの家」が地震に強い家であることが証明され、日本建築学会で発表後、話題となりました。 →耐震実験動画へ
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耐火実験を(財)建材試験センターにて60分準耐火構造をクリア。600度からスタートし、最終的には980度の炎をレンガ外壁に、60分間放射しても外壁には燃え移りませんでした。これにより、60分準耐火性能「最高水準」と認定されました。 →耐火実験動画へ
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日本の木造住宅の寿命がローン完済時期と一致する25年前後なのに対し、欧米住宅の寿命は75年と言われています(建設白書)。また木造住宅は8~10年ごとに外壁メンテナンスを行う必要がありますが、レンガ積みの家は10年後もメンテナンスフリー。築30年頃から外観に深い味わいが出始め、3世代が安心して住まえるなど、優れた耐久性と資産価値を誇ります。
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身体にやさしい漆喰壁・珪藻土壁・クロス壁などを取り揃え、オーストラリアレンガや無垢のフローリングなどの自然素材を中心にした漆喰や塗装・紙・板材による施工を施したレンガ積みの家は、高気密・高断熱な家で、少しの熱量で保温効果・冷熱効果が高いので光熱費も軽減されます。※施工現場もたくさんあります。
レンガについてもっと詳しく知りたい方は、
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