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建築に用いられるレンガの積み方には、イギリス積みやフランドル積み(フランス積み)などの名前があるんだ。
日本ではフランドル積み構造は珍しく、そのほとんどが明治初期のもの。一般的にはイギリス積みが主流だけど、表面には仕上げ材のレンガを積むから、小口積みのように見えるものも多いんだって。
正面から見たとき、一つの列に長手と小口が交互に並んでいるのがフランドル積み。一つの列は長手、その上の列は小口、その上の列は長手と重ねてゆくのがイギリス積み。フランドル積みの方がより優美な印象だけど、手間がかかる上に構造的にやや弱いという説が元ですたれてしまったんだ。
長手積みという積み方もあって、これは全ての列に長手だけが見えるように重ねる積み方。これに対して小口積みという、全ての列に小口だけが見えるように重ねる積み方もあるんだよ。あと歩道に敷かれているレンガは、市松模様や綱代模様だったりするよね。並べ方や積み方次第で色んな表情を見せる、それがレンガならではの魅力だと思うんだ。ただ、表面に化粧レンガを置くこともあるから、必ずしも表から見える模様が積み方をあらわしているわけではないんだ。
出典元:wikipedia 2007/11/22 20:16(改訂履歴) 改変:ライフ・モア 2007/11/22 20:16
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