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ヨーロッパではレンガは古代から数多くの建物に用いられてきたけど、教会、宮殿、公共建築など本格的な建物の場合、構造がレンガ造であっても、表面を漆喰や石で仕上げることが多かったんだ。赤レンガのままの建物は古風なものか、工場や倉庫などの簡素なものが多かったみたいだよ。ただイギリスでは、中世趣味のため、あえて赤レンガのままにすることがあったんだって。
日本で最初期に造られたレンガ建築は幕末の反射炉だったんだ。この頃から雇った外国人の指導のもと、官営事業を中心として、レンガの製造・建設の歴史が始まることになるんだ。明治3年には、日本初のレンガ工場が大阪府堺市に設立されたんだよ。銀座煉瓦街の建設の際には大量のレンガを必要としたため、東京の小菅にレンガ工場が築かれたんだ。明治中期頃にはレンガ職人も増え、一般的な技術の一つになったけど、耐震性の問題から、関東大震災以降は鉄筋コンクリート造が主流になったんだ。
出典元:wikipedia 2007/11/22 20:16(改訂履歴) 改変:ライフ・モア 2007/11/22 20:16
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