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レンガを使った輸入住宅「レンガ積みの家」

レンガの歴史 history of blick

メソポタミア文明で生まれたレンガ建築

レンガ君レンガ

レンガ建築はメソポタミア文明で生まれたんだ。

レンガを建築材料として使うようになったのは、メソポタミア文明の時代からで、チグリス川、ユーフラテス川にわたる広大な範囲でレンガを用いた建築が発展していったんだ。紀元前四千年頃から乾燥させただけの“日干しレンガ”が使用されていたんだけど、それから一千年後の紀元前三千年頃から、現在のような高熱で焼いた“焼成レンガ”が使用されはじめたんだ。この頃の大型の建造物は、内部の壁に一番厚い日干しレンガを使って、それを保護するため仕上げに“焼成レンガ”を使用していたんだよ。紀元前1600年~紀元前700年頃は、湿式法という製造法を用いた焼成レンガで、多くのモニュメントや重要な作品が作られ始めた時代だったんだ。この時代はまだレンガを作る全部の行程が手作業だったのに、広範囲の地域でたくさんのレンガが使われていて、その生産量は驚くほど多かったんだ。

あと、エジプトにもレンガを使用した建物があるんだよ、知ってる?エジプトのレンガはメソポタミア文明より後のもので、地中海沿岸やインド、中国へはエジプトからその技術が伝わったと考えられているんだ。最も古いピラミッドの中には、内部の壁に乾燥レンガを使い、外側を石材で仕上げているものがあるんだよ。その頃エジプトで使われていたレンガのサイズは、現在使用されているものに、とっても近いんだって。

出典元:wikipedia 2007/11/22 20:16(改訂履歴)  改変:ライフ・モア 2007/11/22 20:16
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